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結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

結論から言うと、結婚相談所の成婚率は高ければ良いと単純には言い切れません。なぜなら、成婚率の定義は相談所によって異なり、数字の見せ方次第で印象が大きく変わるからです。

広告でよく目にする「成婚率〇%!」という言葉に惹かれて入会を決める人も多いですが、実はそれが落とし穴となることも少なくありません。つい成婚率で結婚相談所を選びがちですが、成婚率の見方を知らないと実質的に結婚しにくい相談所を選んでしまうことも少なくないのです。

結婚相談所の成婚率を正しく理解して、数字に踊らされないようにしましょう。結婚相談所の選び方の助けにもなるでしょう。

本記事では、経済産業省の公式データをもとに、結婚相談所の成婚率の正しい見方や各社の違い、平均値との比較など、結婚相談所を選ぶうえで必ず押さえておきたいポイントを詳しく解説します。

結婚相談所の成婚率についてまとめると
  • 成婚率が高ければよいとは限らない
  • 成婚率は算出方法によって見え方が変わる
  • 評価の際には正しい判断基準を持つことが重要
  • 実態に即した成婚率を見極める
  • 結婚を真剣に考えているなら、結婚相談所の利用がおすすめ

参照:少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編

本記事の内容

結婚相談所の「成婚」のカラクリとは?定義も解説

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説
結婚相談所の「成婚」とは、必ずしも結婚を意味するわけではありません。多くの相談所では「婚約」や「真剣交際に入った段階」で成婚と見なし、定義も各社で異なります。
ですから、成婚率の数字だけで相談所を比較するのは危険です。以下の表は大手4社の成婚の定義と成婚率を示したものです。

結婚相談所 成婚の定義と計算方法 成婚率
IBJメンバーズ 成婚退会者 ÷ 全退会者 56.3%
ゼクシィ縁結びエージェント 年間成婚退会者 ÷ 年間平均在籍会員数 20%
ツヴァイ 年間成婚退会者数 ÷ 年間退会者数 42.3%
サンマリエ 成婚退会者(成婚退会とは、結婚相談所の会員同士が婚約あるいは結婚の意思が固まっている状態。もしくはそれに近しい状態での退会) ÷ 全退会者 86.3%

「どこを分母にするか」によって、同じ実績でも数字が大きく異なります。本来であれば単純な比較はできないのです。
成婚率を見る際は、その算出方法を必ず確認しましょう。

成婚率の計算式例

①「成婚退会者数」÷「会員数」
②「成婚退会者数」÷「平均活動会員数」
③「成婚による退会者数」÷「全退会者数」
④「1年以内成婚者」÷「全成婚者」

結婚相談所全体の結婚率とは?

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説
結婚相談所全体の結婚率は約20.7%とされています。これは、結婚相談所を利用した人のうち、実際に結婚に至った人の割合です。

一方、成婚率とは「婚約」や「真剣交際」をもって退会した人の割合で、各社ごとに定義や算出方法が異なります。そのため、成婚率の数字だけでは実際の結婚までの確率はわかりづらく、誤解されがちです。

このような背景から、ある大手の結婚相談所は定義が異なるため公表しないと明言し、代わりとして自社会員同士の成婚者数と自社会員と自社会員以外が成婚した数をそれぞれ紹介しています。結婚率は実際の成果を示す目安として参考になります。

比較検討の際は、両方の数字をチェックすることが大切です。

全体の結婚率について
  • 「成婚率」より「結婚率」に注目!
  • 会社ごとの算出方法を確認し、実績で選ぼう

結婚相談所の成婚率が低い理由は?

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

結婚相談所は「結婚への近道」と言われる一方で、成婚率の低さに疑問を持つ人も少なくありません。実際の成婚率は20%前後とも言われ、思うように成果が出ないケースもあります。

なぜ、結婚相談所で理想の結果にたどり着けない人が多いのでしょうか。ここからは、その主な理由と背景について解説します。

入会だけして積極的に活動しない人もいる

結婚相談所に入会しても、実際に積極的に活動しなければ成果は出にくいものです。

たとえば、「プロフィールを登録しただけで満足してしまう」「申し込みやお見合いの申請をほとんどしない」など、自発的な行動が伴わない会員も少なくありません。こうした人たちは、結婚相談所のシステムを活用しきれず、自然と成婚から遠ざかってしまいます。

さらに、婚活に対するモチベーションの低下や、仕事やプライベートの忙しさを理由に活動が停滞してしまうケースも見られます。相談所側も積極的なフォローを行いますが、最終的には本人の行動力がカギとなるため、入会すればなんとかなると考えるだけでは理想の相手に出会うのは難しいのが実情といえるでしょう。

相手に求める希望条件が厳しい人も多く出会えない

結婚相談所の成婚率が低いもう一つの理由は、「相手に求める条件が厳しすぎる」ことです。年収や学歴、容姿、職業、価値観など、理想を高く持つのは悪いことではありません。

しかし、それらをすべて満たす人と出会える確率は極めて低くなります。実際、男女ともに「自分よりも条件の良い相手」を求める傾向が強く、結果としてマッチングが成立しづらくなります。

たとえば、年収600万円以上の高身長で同年代以上といった複数条件を掲げると、該当する相手はごくわずかとなり、出会いのチャンスを自ら狭めてしまうことも少なくありません。もちろん、すべての条件を妥協する必要はありません。

「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理し、視野を広げることで、より多くの出会いを生みだします。

出会えない理由と対策
  • 「完璧な相手」を求めすぎない
  • 本当に重要な条件に絞れば、成婚の可能性はグンと上昇!

結婚相談所の成婚率ランキング!

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説
結婚相談所の成婚率ランキングで、1位はダントツでIBJメンバーズです。ただし、成婚率を公開している結婚相談所は非常に少なく、入会先選びの参考の一つとして捉えるのが賢明です。
また、各社の成婚率の算出基準や非公開の理由を理解しておくことも重要になります。経済産業省の調査では、全国の結婚相談所の平均成婚率は約10%(男性8.4%、女性10.1%)となっています。
数字だけに頼らないことも大切です。

順位 結婚相談所 成婚率
1位 IBJメンバーズ 56.3%
2位 エン婚活エージェント 30%
3位 パートナーエージェント 27%
3位 ゼクシィ縁結びエージェント 27%
4位 オーネット 非公開
4位 ツヴァイ 非公開
4位 ノッツェ. 非公開
4位 サンマリエ 非公開
4位 仲人協会連合会 非公開
4位 マリックス 非公開
4位 WeBCon 非公開

成婚率を公表していない結婚相談所があるのはなぜ?

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

成婚率を公表していない結婚相談所がある理由は主に次の点が挙げられます。

成婚率を公表しない理由
  • 各社で「成婚」の定義が異なり、必ずしも結婚や婚約を意味しない
  • 成婚率の算出方法に統一基準がない
  • 条件を緩めて成婚率を高く見せるケースがある
  • 成婚率の公表がネガティブな印象を与え可能性があるため、非公開としている

こういった背景が考えられるため、成婚率だけに頼らず、成婚率の算出基準やサービス内容も総合的に検討しましょう。

自分の成婚率を上げる方法

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

婚活をしていると、なぜ自分はうまくいかないの?と悩むこともあるでしょう。実は、少しの工夫や意識の変化で成婚率を大きく高めることができます。

ここでは、成婚に近づくための具体的な4つのポイントをご紹介します。結婚相談所を利用している方はもちろん、アプリや紹介で婚活中の方にも役立つ内容です。

自分の成婚率を上げる方法
  • プロフィールで嘘をつかない
  • 相手に求める条件の幅を広げてみる
  • 期間を設けて婚活をする(ダラダラと婚活しない)
  • デートの振り返りを必ず行う
  • 身だしなみや外見についてもアドバイスをもらう
  • 婚活を行う場を見直す

プロフィールで嘘をつかない

婚活の出発点であるプロフィールは、誠実さを伝える大切なツールです。年収や職業、趣味などを実際よりも良く見せようとする誘惑に駆られるかもしれません。

しかし、嘘が後から発覚すると、信頼を一気に失ってしまうため、控えるようにしましょう。

プロフィールのポイント
  • 良く見せるより「ありのまま」を伝える
  • 小さな嘘でも不信感につながる
  • 結婚には誠実なスタートが大切

信頼関係は正直なプロフィールから始まります。

素直な姿勢が、誠実な相手を引き寄せるポイントです。

相手に求める条件の幅を広げてみる

年収や学歴、身長など、理想の条件にこだわりすぎていないでしょうか。そのこだわりが、良縁を遠ざけていることもあります。

相手を選ぶ際のポイント
  • 譲れない条件と妥協できる条件を分ける
  • 見た目やスペックより価値観を重視
  • 会ってみて初めてわかる印象もある

条件を少し広げることで、思いがけず相性の良い相手に出会える可能性が高まります。多くの成婚者は、理想とは異なる相手でも、結果的に最も相性が良かったと語っています。

期間を設けて婚活をする(ダラダラと婚活しない)

そのうちいい人が現れるだろうと、なんとなく続けている婚活では成果が出にくくなります。婚活には期限を決めて、集中して取り組むのが成功の秘訣です。

期間を設けて婚活するポイント
  • 「半年以内に仮交際」「1年以内に成婚」などの具体的な目標を立てる
  • 婚活の長期化は疲労やモチベーション低下の原因になる
  • 進捗状況をカウンセラーと共有し、定期的に振り返る

期間を意識することで行動にメリハリが出て、自分の行動力も増します。

デートの振り返りを必ず行う

ただデートを重ねるだけでは、成婚には近づきません。1回ごとのデートをしっかり振り返ることで、次に活かせるでしょう。

具体的に次の5点をメモするのがおすすめです。

振り返りのポイント
  • どこで何をしたか(事実)
  • どのような会話をしたか(内容)
  • 相手の良かった点(魅力)
  • 気になった点(課題)
  • 自分の気持ち(感情の変化)

こうした振り返りをカウンセラーと共有することで、デートの質も格段に向上していきます。実際、IBJの調査でもデートの振り返りを行っている人は成婚率が約3倍高いというデータがあります。

客観的な視点と主観的な気持ちを整理することで、婚活の質が高まるでしょう。

成功のコツ
  • 「正直・柔軟・短期集中・振り返り」がカギ!
  • これら4つの実践で成婚への道がグッと近づく

身だしなみや外見に関してもアドバイスをもらう

婚活において、外見の清潔感などはとても大切です。「ありのままの自分を受け入れてくれる人と結婚したい」と考えている方は、要注意です。

身だしなみや外見を磨くとは、美しさなどもそうですが、それよりも大切なのが清潔感やきちっとしたイメージです。結婚相談所などは特に、第一印象がとても重要視されます。

相手は、あなたをよく知る前にまずは第一印象を感じ取っています。第一印象でその後のイメージが決まってしまうと言って過言ではありません。

結婚相談所の中には、身だしなみについてアドバイスをもらえることが多く、追加料金を払えば、服を実際に選んでくれるサービスなどもあります。服装や髪型などの身だしなみに自信がないなという方は、積極的に相談して、アドバイスを素直に受け入れて改善しましょう。

婚活を行う場を見直す

相手を見つける手段として、結婚相談所だけでなくマッチングアプリや、街コン、知り合いからの紹介、合コンなど様々です。様々な手段があるからこそ、悩んでいる方も多いでしょう。

できるだけ早く結婚したい、という方であれば、結婚相談所の利用を強くお勧めします。マッチングアプリでも、真剣な恋愛の相手を探すことはできますが、相手の本当の真意はわかりません。

中には、真剣交際をしたいと言って女性との関係を持ったけれど、その後音信不通になったなどのトラブル事例もあります。貴重な時間を無駄にしたくはないですよね。

その点、結婚相談所の入会には最低でも数万円かかるなど、真剣に結婚したいという方のみが入会しているので安心です。また、結婚相談所の規約なども厳しいため、勝手な行動や相手をもてあそぶような行動はできません。

真剣に結婚したいと思っている方は、時間を無駄にしないためにも結婚相談所への入会を検討してみましょう。

【まとめ】結婚相談所の成婚率は相談所ごとに違う!数字だけ見て判断しないように

結婚相談所の成婚率ランキング発表!自分の成婚率アップにつながるポイントも解説

結婚相談所の成婚率は高ければ良いとは限りません。成婚の定義や計算方法が相談所ごとに異なるため、数字だけを見て判断すると誤解をしてしまうおそれがあります。

特に成婚率が非常に高い場合、条件の良い一部の会員だけを対象にしているケースや、成婚の定義を「交際成立」など緩く設定しているケースもあります。成婚率の算出基準やサービス内容を総合的に比較することが重要です。

今回紹介したポイントを押さえつつ、数字だけに頼らない婚活を進めることで、納得のいく成婚ができるでしょう。

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